酵素ってどれぐらい摂るのが一番効果があるの?効果的な酵素の取り方について

酵素が体に良いとここ数年、テレビや雑誌で取り上げられることが非常に増え、調味料に「塩こうじ」を使ったレシピが料理番組や女性誌などでも取り上げられるのを目にした方も多いのではないでしょうか。

酵素は2種類ある

ここでは、どうして酵素が体に良いのか、そのメカニズムを紐解いていきましょう。そもそも酵素とは、摂取した食べ物を体の中で消化したり、エネルギーに変える時に非常に重要な働きをしてくれるのが「酵素」であり、酵素にはもともと体の中にいる「潜在酵素」という酵素と、外から摂取する「代謝酵素」の2種類があります。実は年齢によって体の中にもともと存在する「潜在酵素」には違いがあり、年をとるほど少なくなります。だからその分、不足する酵素を補うと言う意味でも、食べ物で酵素を取り入れると良いのです。

年齢を重ねるごとに失っていく酵素を補うには、20代よりも30代、30代よりも40代という風に、年をとるごとにより多くの酵素を摂取する必要がありますが、1日どの程度摂るのが良いかというのは、その人によっても違いがあり、どの程度酵素が今自分に不足しているかを認識して、不足しがちの時は多めにとるように意識するなどする必要があります。

自分の体に酵素が不足するとどんなことが起きる?

酵素が不足しがちな時に、その分摂取をすればいいということが分かったところで、ここからは、自分の体に酵素が不足している時に起こる症状についてみていきましょう!

酵素が体内に不足しがちになると、まず腸内環境が悪化します。腸内環境が悪化すると便秘気味になりやすい体になります。そして、疲れやすくなったり、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、体のむくみがひどくなったり、口臭も気になり、体も冷えやすく冷え症になる危険性もあります。そして、酵素不足は血の流れにも影響しており、代謝が低下して脂肪を体の中に溜め込むようになってしまい、自然と痩せにくい体になってしまいます。もしも、このなかのどれかの症状が起こった場合は、酵素が不足していると判断して、普段の食事から酵素を取り入れることを意識しましょう。

効果的な酵素の取り入れ方とは?

不足した酵素を補うための効果的な酵素の取り入れ方としては、食事から摂るのが一番です。酵素が含まれたサプリメントも多く出回っていますが、できればサプリメントだけに頼らずに、普段の食事から摂ることをおすすめします。特に日本人が昔から食べてきた味噌やしょうゆ、納豆、ぬか漬けなどの和食にはバランスよく酵素が含まれており、不足している酵素を体内に取り込むにはとても効果的です。

出典:「けんこうと平和」2013.7号掲載

「酵素を上手に取り入れて」【監修者:埼玉協同病院食養科 管理栄養士 杉崎直美】

https://www.mcp-saitama.or.jp/column/health_navi/201307.php

出典:「毎日新聞(医療プレミア)【酵素不足で不調ってホント?】成田崇信・管理栄養士著」

2017年3月9日

https://mainichi.jp/premier/health/articles/20170308/med/00m/010/003000c

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